SHTMLの右クリック禁止や画像保護機能・またソースの暗号化により、画像その他の保護は一般的に十分ですが、より完全にプロテクトしたいとお考えの方は、有料オプションのご利用をご検討ください。そのうちの一つが、本メニューでありますキャッシュ対策です。
- キャッシュ対策は、一般に、CGIやPHPなどのプログラムによって画像などを表示する手段を取らなければなりませんが(HTMLやJavaScriptだけでは不可。)、本有料オプションでは、HTMLソース内の画像などのパスを全て書き換え(一括自動変換)、弊社提供のCGIやPHP経由で表示するようにさせます。
ex. <img src="title.gif">→
- そうして、本有料オプションで変換したHTMLファイルを、「SHTMLアドバンスド」などのメニューで暗号化して下さい。
※ 本メニューでHTMLソースを変換するだけでは、キャッシュ対策はできますが、右クリック禁止・印刷禁止などはできません。また、ソースも画像などのパス部分を除いて暗号化されません。
- あとは、暗号化したHTMLファイルと同じディレクトリーに、弊社指定のCGIファイル・PHPファイルをアップロードしていただくだけです。
- 本対策は、Windows版Internet Explorerのプライバシー・レポート対策を兼ねています。
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1.料金
1サイト当たり1万5千円(税込み)※です。Professional版をご利用のお客様のみ、お申し込みいただけます。。無料サポート期間は60日です。
※ ご提供するのは、PHP版もしくはCGI版(Perl)のいずれか<となります。両方をお求めいただく場合には、1サイトあたり25,000円とさせていただきます。
※ CGI(Perl)でのご利用をご希望の場合で、CGI-BINでのみCGIが動作するように設定されているサーバの場合、弊社指定のCGIファイルをアップロードしていただくだけでは動作しないことがあります。その場合は、カスタマイズが必要であり、追加必要5,000円を申し受けます。サポートまでご相談ください。
2.ご利用可能な環境
CGI(Perl)もしくはPHPが利用可能な環境です。PHPの場合は、お客様の側に設置に関する知識は一切不要なはずです。弊社が準備したPHPファイルを暗号化したHTMLファイルと同じディレクトリーにFTPでアップしていただくだけです。
※ CGIの場合には、CGIファイルのパーミッションを適切に(多くの場合705)設定していただく必要はあります。また、Perlのパスの書き換えが必要な場合が稀にあります。IDとパスワードの設定を教えていただく必要がありますが、無料サポート期間内であれば、弊社での無料設置代行も可能です。サポートまで、お問い合わせください。プロバイダの無料スペースなどでは、独自CGIが利用不可の場合もありますので、ご注意ください。
※ お客様サーバ環境にて、CGIが利用可能かPHPが利用可能かどうかわからない場合には、ご利用予定のお客様サイトのURLをサポートにお知らせください。サポートで一度調べさせていただきます。
!! プログラムが絡んでいて、ややこしそうと思われている方へ
・「そもそもPHPファイルで画像を表示させるという意味がわからない。そのようなことがそもそも可能なのか?」という根本的な疑問を持たれている方
・プログラマーでないので、PHPファイルを設置できるか「不安」という方
のために、「可能であること」「簡単に設置できること」を確認していただくためのサンプル(キャッシュ対策を目的としたものでないため、キャッシュ対策はしていません)を準備しました。必要な方は下記リンクをクリックしていただき、ダウンロードしてください。ダウンロード後、圧縮ファイルを解凍していただき、「まず最初にお読みください.txt」というファイルを開いてください。
PHPで画像を表示するテストプログラム(nocache_test.zip。約19.3KB。キャッシュ対策のサンプルプログラムではありません。)
なお、IDとパスワードの設定を教えていただく必要がありますが、無料サポート期間内であれば、弊社での無料設置代行も可能です。サポートまで、お問い合わせください。
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3.対象ファイル
本対策は、画像ファイル及びJSファイル、CSSファイル、Flashファイル、音楽ファイル(mp3、wav、WMA、midiファイル)のキャッシュ対策です。HTML本体及び、その他のファイル(PDFファイル、wmvファイルなど各種動画ファイル)は含まれていません。拡張子で言いますと、「.jpg」「.jpeg」「.gif」「.png」「.js」「.css」「.swf」「.wma」「.midi」「.mid」「.mp3」「.wav」ファイルのみが対策の対象となります。対象外のファイルのキャッシュ対策をご希望のお客様は、サポートまでご相談ください。
4.動作確認済みブラウザ
Windows: IE 4.01以上、Firefox 1.0以上、Netscape 7.1以上、Opera 8.01以上
Mac: Safari(10.2.x、10.3.x、10.4.x)、Mac版IE 5.0以上、Firefox 1.0以上、Netscape 7.1以上、Opera 8.01以上
で確認しています。
なお、Windows版IEの最新版は7.0であり、Firefoxの最新版は2.0、Operaの最新版は9.23です(2007年10月12日現在)。
ただし、当然といえば当然の話ですが、キャッシュ対策前のページで問題なく動作している場合に限ります。音楽ファイルのキャッシュ対策を目的に利用される場合は、ユーザーが利用しているプレーヤーの種類やバージョンによっては、キャッシュ対策の有無にかかわらず、うまく再生できない場合があります。もちろん、そのファイルを再生できるプレーヤーがユーザーの環境にてインストール(及び適切な設定)されていない場合も当然再生されません。ですから、音楽ファイルのキャッシュ対策を目的にご利用される方は、特にその点にご注意ください。
5.設置サンプル
PHP版サンプルページ及びCGI版サンプルページをご覧ください。(リンクをクリックされますと、Internet Explorerが起動します。キャッシュが残っているかどうか、確認してみてください。)
6.ご注意事項
- 画像のパスなどに指定できる文字は、英数字(AからZ、aからz、0〜9)及び「-」(ハイフン)、「_」(アンダーバー)、「/」(スラッシュ)、「.」(ドット)のみです。日本語はもちろん、半角スペースなど対象外の文字列が含まれている場合、その該当画像(JSファイル/cssファイル)は本対策の対象外になります。(その一つの無効な文字列をパスに含む画像のために、ページ内の全ての画像がキャッシュ対策できなくなるわけでなく、その該当画像のみ、対策の対象外になります。)
- http://やhttps://で始まるURLでパスを指定している場合、その画像(JSファイル/CSSファイル)は本対策の対象外になります。本対策の対象にするためには、暗号化前のHTMLソースを書き換えていただき、相対パスを使用していただくか、ドキュメントルートからパスを指定する絶対パス方式で指定してください。
ご注意事項を全て表示する
- それぞれのファイルの拡張子が「.cgi」もしくは「.php」に変換されるため、ファイルタイプの設定をそれぞれのHTMLタグの中で必ず行うようにしてください。ブラウザによっては正しく表示されない原因になります。
ex.css →「<lik rel="stylesheet" type="text/css" href="top.css">」
js → 「<script type="text/javascript" src="hoge.js">」
swf → 「<embed src="opening.swf" type="application/x-shockwave-flash"・・・>」
midi→「<embed src="bgm.mid" type="audio/x-midi"・・・>」
▼ 対策前のページではきちんと表示されていたのに、対策後のページではファイルが正しく表示されなくなる場合がある理由
本対策前のファイル名には固有の拡張子(「.js」「.css」「.mid」など。)がそのまま残っていますので、ファイルタイプがHTMLソース内に書かれていない場合でも、その拡張子を通じてブラウザがファイルタイプを推測してくれていました。ところが、本対策後は、ファイルタイプがHTMLソース内に書かれていないと、拡張子(「.cgi」もしくは「.php」になります。)ではファイルタイプが推測できないため、一部のブラウザではファイルが正しく表示されません。
対策前のページでは、拡張子によってたまたまうまく表示されていただけというふうに考えていただき、これを機に今後は、HTMLソースの中で、ファイルタイプの設定を必ず行うようにしてください。
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- 本対策でいうキャッシュ対策は、ディスクキャッシュ対策(端末にファイルとして保存されるキャッシュファイル対策。Windows版Internet Explorerでいえば、「Temporary Interent Files」フォルダーにファイルが残らないようにする対策)のことであり、メモリキャッシュ対策は含みません。
- 画像ファイルのパスなどをCGIやPHP経由で取得するようにHTMLソースを自動変換する際に、お客様のコンテンツ保護のために、そのパス(URL)が200文字超になります。そのため、暗号化後のファイルサイズが大きくなる傾向があります。なお、Windows版Internet Explorerが処理できるURLの長さは最大2,083文字であり(参照:マイクロソフト社の技術文書)、現在使われているブラウザ(Macブラウザを含む)で、数百文字のURLを処理できないブラウザは存在しません。
- 本体策でキャッシュ対策ができるのは、あくまでもHTML本体内から直接リンクされているファイルになります。JavaScriptで読み込まれている画像ファイルなどは対象になりません。
ex. ロールオーバーによるメニューで、マウスが画像ファイルの上に乗った場合に表示される画像ファイルはキャッシュファイルの対象になりません。(正確に言うと、全てのJavaScriptで対処法がないというわけではありません。書き方によっては、キャッシュ対策の対象にすることも可能です。こちらをご参照ください。)
- レスポンスヘッダーを無視するようなproxy(プロクシ)経由でのアクセスの場合、本対策にもかかわらずキャッシュが残ってしまう場合があります。イントラネットなど閉じられたネットワーク内でのご利用を想定されている場合は、御社イントラネットワーク内でサンプルページを閲覧した場合に、キャッシュ対策が効いているかどうかを必ず、お確かめの上、お申し込みください。閲覧したページを全てディスクキャッシュとして保存する設定になっているネットワーク構成の場合、本対策が無効であるためです。
- 本対策を実施しますと、ディスクキャッシュに残っていないため、例えば、対策済みのページAから別のページBに戻り、再び、ページAに戻った場合、画像をもう一度、サーバからダウンロードしなおそうとブラウザはします。そのため、キャッシュ対策を行った場合、一般にサーバへの負荷は多少増大します。
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7.よくある質問及びトラブルシューティング
「よくある質問」と「うまくいなない場合のトラブルシューティング」を準備しました。ご参照ください。
8.その他
体験版でも、HTMLソース内の画像などのパスを一括変換するデモ・プログラムを収録しています。PHPプログラムやCGIプログラムのデモ版は準備しておりませんが、既存のHTMLソースをプログラムで書き換えることは体験していただけます。体験版は、こちらからダウンロードしてください。
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