Mac版Firefox 2.0のテキストエリアの限界(半角英数字が9,363文字以上連続すると、文字が重なって表示されます。)

textareaデータ(デフォルトで、半角英数字9386文字。)
Mac版Firefox 2.0(RC1/RC2)では、下記に「abcdefg・・・」のテキストの一部が重なって表示されています。HTMLソース内のtextareaタグの中で9,364文字以上の半角英数字(+記号など1バイト文字)が「改行なし」「半角スペースなし」で連続している場合は、このような不具合が発生します。全角文字が混じっている場合はこの不具合はありません。

Mac版Firefox 2.0(RC1/RC2)の場合、直接テキストエリア内の文字を削除するか、DOM操作(「一文字ずつ減らす」ボタン,「10文字ずつ減らす」ボタンをクリックしてください。)で文字を減らせば、文字の重なりが少しずつ減っていき、9,362文字になったところで、完全に文字の重なりが消えます。文字を増やし、9,363文字以上になりますと、再び文字の重なり現象が起きます。それ以上、横スクロールさせられないことからくる限界なのかもしれません。

なお、同じMac版Firefoxでも、バージョン1.5.0.7では、半角英数字が4,682文字以上連続すると、テキスト全部が表示されなくなる不具合があります(参照:Mac版Firefox 1.5.0.7及びNetscape 7.1のテキストエリアの限界(半角英数字が4,682文字以上連続すると、文字が消えます。))。そこから考えると、Firefox 2.0になって、進化しているとも言えます。4,682文字の2倍が9,364文字ですから、ちょうど処理能力が2倍になっているとも言えそうです。

また、Windows版Firefoxでは、異なる挙動をします。Firefox 1.5.0.7の場合、37,444文字まではOKですが、37,445文字以上の半角英数字が連続すると、テキスト表示が消えます。その限界の数は、Mac版の約8倍(7.9997・・・)ですが、やはり限界があるようです。なお、Windows版Firefoxの2.0(RC1/RC2)では、10万字の半角英数字が「半角スペースなし」「改行なし」でも、問題なくテキストエリア内にテキストを表示させられました。





  

      
      

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